推力低減システム(LVS)
【LVS-TypeT】
可塑剤をテールボイド全断面に均一注入するのがLVS装置です。
通常の掘進機に装備している可塑剤注入装置に加え、掘進機後方に装着したLVS装置により、良好な可塑剤(一次注入滑材)層をテールボイド全断面360°に構築し、長期に渡り管外周面抵抗を抑えることができるため、推力の大幅な低減を可能としています。

【LVS-TypeU】
テ−ルボイドが劣化した場合や無水層での施工では、推進管の裏込注入孔より泥水や滑材の補足注入が有効であることから、本システムにおいては、滑材(二次注入滑材)を全線に渡り効果的に注入するため、注入孔を推進管に加工した滑材注入用加工管を、50m程度の間隔で配置します。

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